説明
近くの個人経営店のプラモ屋に行くと、興味深い2つのファーストガンダムに出会いました。 一つは40年以上前に発売された当時のままの『旧キット』。もう一つは、その旧キットのフォルムを再現しつつ最新技術で設計された『リバイバルキット』です。
ガンプラを始めてまだ1年足らずの身ですが、この2つを同時に作ることで、ガンプラが歩んできた進化の歴史を肌で感じてみたいと思い購入しました。 かつてのスタンダードと現代の最新技術、その違いをじっくりと確かめてみることにします
見せてもらおうか。ガンプラの進化の軌跡を!
ガンダム(旧キット)

まずは1980年発売の旧キットから手を付けました。製作を始めてすぐに、現代のキットでは考えられないような仕様に圧倒されました。
まずは旧キットと呼ばれるものから作り始めました。
そして作り始めて驚いたことを羅列
- 色分けが一切されていない単色成形
- 組み立てには必須の接着剤
- ランナーが凄まじく切りにくい
などなど。古のガンプラはここまで作りづらいのかと感じました。

パーツ数自体は非常に少なく、一見すると簡単そうに見えます。
しかし、あらゆる箇所で接着剤による固定と乾燥待ちが必要になるため、見た目以上に作業時間は膨らみました。格闘すること約1時間半、ようやく形にすることができました

うん。時代をすっごい感じる(笑)
完成した姿を眺めると、独特の素朴さに時代の流れを感じずにはいられません。
昔からガンプラ作っている友人から聞くと、昔はこれが当たり前だったとのこと。
今の便利さに感謝しつつ、当時のモデラーの熱意に触れたような貴重な体験になりました
ガンダム(リバイバルキット)

続いて、旧キットの形状を現代技術でリメイクしたリバイバルキットを製作しました。
こちらは接着剤不要のスナップフィット方式。
パーツ同士がパチパチと吸い付くように噛み合う感覚が心地よく、旧キットの苦労が嘘のようです。
こちらは最終的に30分で完成しました。

フォルムこそ旧キットを忠実に再現していますが、成形色による完璧な色分けと、ストレスのない組み立てやすさには驚かされるばかりです。
まさに技術の結晶といった印象を受けました

新旧のガンダムを並べて比較してみました。見た目の華やかさはもちろんですが、その裏にある設計思想の変化や製作環境の劇的な向上など、さまざまな側面からガンプラの進化の軌跡を感じ取ることができました

今回、あえて旧キットを経験したことで、普段当たり前だと思っていた今のガンプラの凄さを再発見することができました。不自由さを楽しむ旧キットと、快適に完成へと導いてくれるリバイバルキット。どちらも違った魅力がありますが、こうして歴史を繋ぐ2体を並べて飾るのは、ガンプラファンとしてこの上ない贅沢な時間に感じました

